キッチン(9)~食洗機 フロントオープンvsプルオープン~
ここからは、システムキッチンに入れるパーツ・機器類のお話です。
まずは食洗機、そう。食器洗い乾燥機ですね。要望書にも ・食洗機 とあります。
でも必要かどうか、これは我が家でも悩みました。(みんな一度は悩みますよね?!)
現在こぶた家は夫婦ふたり暮らし。洗い物もそんなに多くない。
そのため乳幼児2人を育てる兼業主婦の姉(兄嫁サマ。同い年。仲良し)に聞いてみました。
返ってきたのは「絶対必要!!」とのお言葉。
しかも、食洗機がなかったら「夫婦喧嘩間違いなし!」らしい。
この話を聞いていちばん思ったことは食洗機どうこうではなく…「Myおにーちゃんは食器を洗えないのね…がっかり。」でしたが。
でも食洗機にあまり良いイメージがなく、全然食器が入らなかったり、きちんと乾燥できなかったり、洗い残しがあったり、不便なんじゃないの?と思っていました。
そこで食洗機について調べたところ…
フロントオープンとプルオープンというものがあることを知りました。
フロントオープンはこんな感じ。扉がガバっと開きます。
プルオープン(フルオープンとも言うみたい)はこんな感じ。
フロントオープンはミーレなど外国製が主流で、こぶた夫婦が見ていた時は、
ハーマン製のFB4504シリーズかリンナイ製RKW-F401Aしかみつけられませんでした。
どうやら日本ではフロントオープンが不人気みたいです。
えっ!?どう見てもフロントオープンの方が使いやすそうですよね!!
ネットで使用感を調べてみても、プルオープンは食器を入れるのにかなり苦労するようで、洗浄力もやや難ありのようでした。
なので、ハーマンのFB4504シリーズを採用!・・・しようかと思っていました。
でもリクシルはプルオープンしか取り扱っていません。なので、フロントオープンの食洗機を採用するなら施主支給という形で入れることになります。
それをリクシルに言うと、
「リクシルのカタログに掲載されている機器以外を入れて万が一不具合が起きたとき、責任の所在がはっきりせず保証対象外になってしまうためおすすめしない」とのこと。なるほどね。それはわかる。
面材も、食洗機の分は用意できないとのこと=つまり、扉の色が食洗機の部分のみ揃えられないとのこと。えーーーっ・・・!それはできるんじゃないの・・・?
それでも諦めずにいろいろ考えました。
そうしているうちに、リクシルから食洗機分の面材も用意すると返答が。できるんかい。
さぁどーする?
そんなある日、クリナップのショールームへ行ったこぶた夫婦。
プルオープンの食洗機を見て、
「あれ?プルオープンってこんなに大きかったっけ?」と思ったのです。
結局、その「あれ?」をきっかけにプルオープンで良いのでは?という話になり
・保証対象外になるのは避けたい
・現在プルオープンが普及しているということは、そこまでの不便はないはず
・食器の入れにくさはあるかもしれないが、食洗機のない生活に比べたら絶対便利
・フロントオープンよりかは床が濡れにくいかも?
などの理由で、我が家ではコチラ↓
NP-45ME6WJG深型タイプ食洗機(パナソニック製)を採用することに決めましたー。(「あれ?」から結論までは早かった。)
(※画像はここまですべてお借りしています)
使い勝手が気になるところですが・・・使いやすいといいな」。
現場日記(12)~注文住宅にして幸せを感じる瞬間~
着工56日目に行った時はこんな感じだったのに、
61日目に行ったら・・・じゃん!!
!!!
た、垂れ幕がー!!! 付いてるーーー!!!!!
おぉぉーーーーー!!! すごいっ!!!
余談ですが、実は建築設計事務所Y、最近有限会社から株式会社になりまして。
それに伴って垂れ幕も新調されたそうです。
そう。我が家に付いている垂れ幕は、「おニュー」なのです!(新しいって言っているのに古っ)嬉しい。
さてそんな現場の進行状況は・・・
壁や天井に断熱材を入れたり(家中に入れるので時間が掛かる)
床暖房を入れたり(73日目に見に行ったら入っていた)
上棟時や上棟直後とは違ってあまり大きな変化はないので、一見「進んでる?」と思ってしまいますが、よく見るとかなり進んできています。
着工66日目の時点で、正面はもうかなり出来上がってきていますね!
これから珪藻土を塗っていくのですね!
注文建築にして良かったなーと改めて思うことがあって、それは
こういうものが見られること!!
(2階バスルームを1階から見上げたところと1階と2階の間の写真です。)
大工さんたちの丁寧な仕事ぶりも見られるし、こうやって家ができているのだと実感できて本当に幸せです。
そんな感動の瞬間と並行して、オーダー時計のサイズ感を確認したり
(担当Nさんが足を怪我していて動けず、上棟のときも活躍していた設計士Hくんに手伝ってもらう。)
オーダー照明のサイズ感を確認したりもしていました。(オーダー好き。笑)
こういう模型を作るのも楽しい(^-^)
あ。時計については語りたいので、いまはまだモザイクかけています。また記事にします~。
いよいよ工事は大工造作に入っていきます。
そして、内装&外構の打ち合わせが始まりますっ(`・ω・´)頑張るぞ!
キッチン(8)~造作vsシステムキッチンの結論~
さて戻ってきました、この問題。
システムキッチンの見積もりが出たし、それも参考に造作にしたらどーなるかを考える。
見積もりを比べると造作が30万くらい高かった(と思う)。ちょっと記憶が曖昧。
とりあえず、システムキッチンの方が安かった。
そして造作キッチンはシンクの下が空洞になるので、収納ができない。
ただでさえ我が家は吊戸棚がなく、ガスコンロの下にはオーブンを入れる予定。
その上、シンクの下も収納できないとなると・・・
収納スペースが少なすぎる。これは問題デスネ。
(実際は食洗機も入るので、イラストよりもっと少ないはず。)
食器棚も高さのないものにするつもりなので、これは解決のしようがない。
これらの理由から、やっぱり我が家はシステムキッチンにすることにしました!
(結構きっぱりさっぱり決めました。)
造作キッチンに対して、やっぱり捨てきれない憧れはあります。
でもカウンターキッチンを諦めたときと同じように、前向きに諦めることにしたのです。
後悔はありません。
そして、メーカーはやっぱりリクシルを採用することにしました!
結局クリナップとの2択だったわけですが、クリナップはカッコイイけど高かった。
注文住宅を建てるような人はみなさんもっといろいろ見て回って理想に近いものを探すのでしょうけど、諸事情があって、結局見て回れたのはガス屋さん、クリナップ、リクシルだけでした。
でもリクシルは割引率が高いし、すごい嫌なこともなかったし、何よりそこまでこだわりがなかったので(笑)、納得して決めることができました。
キッチン(7)~クリナップショールーム~
ガス屋さんのショールーム後、ガス屋さんで見たシステムキッチンの中で値段も手頃で見た目が良い感じだったクリナップへ行くことに。
すんごい疲れていたのに、同じ日にショールームをはしごしました…。
予約せず突撃しましたが、お店の方の手が空いてから説明してもらえました。
クリナップで見たシステムキッチンはクリンレディです。
特徴はなんと言ってもステンレスですね!好みです。
見た目だけでなくキャビネットの中もステンレスです。
でもこれ、よりカッコイイやつはすんごい高いんですよねー。
クリナップでもリクシルと同様、シンク、ガスコンロ、食洗機、キャビネットなどを選び、見積もりをお願いして帰りました。
ちなみに、クリナップでいちばん感動したのはレンジフード「洗エール」です!
何においても「洗いやすさ」「掃除のしやすさ」は要確認ポイントですよね。
このレンジフードはその考え方を根本からひっくり返した、レンジフードくんが自分で洗ってくれちゃうものなんですよね!!(これも私の理解ですが…)
でも…タカイデスヨー。
ここらへんで、「システムキッチンにするならやっぱりリクシルでいいのでは…」とふりだしに戻ることが頭をよぎるようになってきました。
キッチン(6)~ガスコンロ~
ガス屋さんのショールームで見て、我が家が迷ったガスコンロたち。
リンナイ(210-R490型)
ハーマン(210-H420型)
ハーマン(210-H459型)
※写真はすべて間口75cmタイプですが、我が家は間口60cmタイプを採用予定。
それぞれの特徴を書きますが、あくまでお店の方に説明してもらって私がメモしたこと・理解したことです。間違っていることがあるかもしれませんので参考程度にしていただき、詳しくは必ずお店の方に確認してください。
<リンナイ(間口60cm、210-R500~504型)>
・ごとくがホーロー製とステンレス製とある
・ごとくは外れるが、下のカバー(バーナーリングカバー)は外れない
(※画像はお借りしています)
・上から見ると、ごとくが丸い
・グリルのスモークオフ機能付き(アフターバーナーが搭載されていて、グリルのにおいや煙を上がってくる前にカットしてくれる)
・操作部に字が多い(と、メモっているのですが、いま写真を見るとハーマンとの差がわかりません…)
<ハーマン(間口60cm、高機能タイプ210-H430~441型)>
・ごとくとごとくの下のカバー(バーナーリングカバー)が取れる
(※画像はお借りしています)
・上から見ると、ごとくが六角形に近い
・グリルクリーンモード付き(空焼きをしてにおいを低減する)
・グリルがいっぱい開く(気持ちちょっと、という差です)
・操作部に絵が多い
<ハーマン(間口60cm、シンプルタイプ210-R470~481型)>
・ごとくとごとくの下のカバー(バーナーリングカバー)が取れる
・点火スイッチがでっぱっていて若干ダサい
ちなみに、すべてガラストップです。
そしてグリルはすべて水なし両面焼きです。
我が家は焼き目が調節できる片面焼きが結構好きなんですが、時代は両面焼き。
片面焼きは 低いグレードのものにしか付いていなくて、グレードを下げると軒並みガスコンロ全体の機能が下がるとともに、見た目もダサくなるんですよね。
ただ、両面焼きでも上下でそれぞれ火力の調整ができたような…(記憶が曖昧)。
まぁ、両面焼きの方が確実に早く焼けるので、魚をよく食べる我が家はやっぱり両面焼きの方が良いと納得しました。
というわけで、バーナーリングカバーが取れるか取れないかが最大の違いですね。
(こんなに書いてきてそれだけ?!)
まぁ、グレードが同程度なら機能も同程度なのですよ。もちろんちょっとずつは違いますが。
だから大きな違いは、ごとくの下まで外して洗いたいか洗うの面倒だから外れてほしくないかだと受け止めました。
結論。我が家は洗いたい。
というわけでハーマン採用です。
(いつも細かいことまで悩むのに決断が早い!←キッチンはだいたいこぶた夫の意見が採用されているからです。)
ガス周りについては、ガス屋さんで詳しく説明してもらえて良かったです。
リクシルでも聞けばもちろん詳しく教えてもらえていたと思うんですけど、なんせリクシルでは見なくちゃいけないものが多すぎたので、ちゃんと聞けていなかった…。