間取り検討(4)~第2回打ち合わせ 何を2階へ持って行くか~
採光のことを考えると、リビングは2階の方がいいというのはわかります。
でも、これから産まれるであろう(産まれて欲しい)子どものイベントなどの時は、夫婦両方の両親に来てもらえる家にしたいという強い思いがこぶた夫婦にはありました。
歳を取り、足腰の弱っている親にも気兼ねなく来て欲しい。
そのため、リビングは1階にというのはどうしても譲れず、これを最優先事項としてA案をベースに間取りを考えることになりました。
ただ、すべては手に入れられないのが人生です(大袈裟。笑)。
そこで妥協案。
リビングを2階に持って行けないなら何かを2階に、ということで。
1階に水回りを集中させるのを諦め、洗面所&浴室を2階に移動させる方向で考えることになりました。
そして。
カウンターキッチンも「前向きに」諦める方向になりました。
カウンターキッチンにはとーーーっても憧れていたのですが、すごく場所を取ってしまうデメリットが。
ただでさえ敷地が狭く、ダイニングも取れない間取り。
(元々単独のダインニングがなく、リビング兼ダイニングのみの間取り。)
立派なカウンターキッチンは欲しいけれど、それでリビングが狭苦しくなっては元も子もない。
「みんなが集まるリビング」を目指して家づくりを始めたのですから!!
なので、キッチンは壁付けにして、リビングとの間にカウンターを作る。
このカウンターをキッチンとリビングの間仕切りとして、時にはダイニングテーブルとして、時にはスタディスペースとしても利用すれば、一石三鳥では?ということになったのです。
(リビングにスタディスペースを作るのは、要望書にもある重要なリクエスト。)
このカウンターを設置することにより、設計士Nさんがぽろっとこぼした
「寝る」→「座る」→「立つ」
というルールが成り立つことにもなったのです。