こぶたの家づくり日記

19坪の敷地に、2階建てナチュラルスタイルの家をつくります!

ローンと家賃の二重払い

結婚して2年目の家づくり。

そんなに貯金があるわけではなかったので、諸費用もローンに組み込みました。

 

「良い土地がみつかった!でも誰に建ててもらうかまだ決まっていない…。」

という、まず先に土地を購入してから施工業者を探すパターンもあると思います。

その場合、土地代金を支払うために「つなぎ融資」を実行してもらわなくちゃいけない。たぶん。(こぶたの知り合いはキャッシュで支払っていてビックリしましたが…。)

 

でもこぶたの場合、土地購入の時点で施工業者が決まっていたので、土地と建物の代金を合わせたローンを組みました。

そのローンは最初から何にいくら使うか予定が決まっていて、まだ使わないお金は銀行が保管してくれます。

それを時期になったら銀行で手続きをし、工事が進むごとに支払っていくわけです。

 

ローンの支払いが始まるのは、決済のとき。(実際にローンが実行されるとき=ローンのお金が銀行から入って支払いをする、いちばん初めのとき。)

そして、決済の翌月からローンの支払いが始まります。

 

つまり、注文建築の場合、ローンが始まるのはまだ建て始めてもいないとき。

結果、ローンの支払いと今住んでいる家の家賃の支払いが同時に起こるのです!

 

 

これはほんとーーーにビックリしましたよ。

家を建てることになってビックリしたことBEST3に入るんじゃないかと。

 

しかも不動産屋Iさん、「注文建築の人はみんなそうですよ」とすんごくあっさり言う。

言われたとき「家建てるの初めてだから知らないって!」と心の中で叫んでました。

 

毎月、ローンの分くらい貯金できていたならビックリすることもないですが、そんなこともない。(そんなわけがない。)

え?その支払いはどうやってするの?って感じでした。

まー、下調べが足りなかったと言えばそれまでなんですけど。

 

結局、土地の手付金で支払った分(なけなしの貯金)がローンの実行とともに返ってきたので、それをローンの支払いにあてました。

それに加えてこぶたの場合、すこし特殊な事情があったので…司法書士Sさんが尽力してくださって、第1回目の支払いから6か月間は利払いのみで良いことになりました。

 

 

本当は、特殊な事情が発生したとき、家づくりを諦めようかと一旦は思ったんです。

でもローンの審査に通っていたし、ここで諦めたら夢が叶わなくなる気がしてどうしても諦められませんでした。

だから、司法書士Sさんにはすごくすごく感謝しています。

 

やっぱり、事情をよく知っている人、本当に信頼できる人にお願いしていると困ったときに違うと思います。

 

不動産屋Iさんも、土地を購入したときに「お付き合いはこれからです」と言ってくださいました。

実際に、銀行での手続きのときに同席してくださったり、不動産取得税に関する申告書を提出しなくちゃいけないときに書き方を丁寧に教えてくださったり、たくさん助けてくださいました。

 

 

みなさんに助けてもらって、わたしたちの家が建つのだなぁと感慨深いです。