はじめの紆余曲折(1)~家づくりのスタート~
2013年4月。
結婚してもうすぐ1年。転職するために仕事をやめ、時間を持て余していた私。
来年の春には消費税が上がるらしい。
再来年のお正月には家賃が1万円も上がる。(入居時から決まっていました。)
何をするにも時間のかかる私。
そんなときにみつけた建売住宅の広告。
「家を建てるなら3000万円くらいよね~」なんて、なんの知識もなしに考えていたけど。
新築一戸建てで2000万円前後の家がうようよある!
なにこれーーー!こんなお手頃価格で家が手に入るの?
これならいまの家賃を払うより、ローンの方が安くて助かる!
広告掲載の月々ローン金額は最優遇金利で計算されていることもよく知らないまま、建売住宅のオープンハウスへ。
大手の建売メーカーが分譲していた、広くて安い家が建ち並ぶ、道路幅たっぷりの町並み。
(別に外観が安っぽいということはまったくない。)
でも、話を聞いてみると、仕様の変更は一切不可。
よくある「売り建て」ではできる間取りの変更なんてもってのほか、壁紙の色からトイレの形まで、何一つ変更できないとのこと。
(そうでない建売ももちろんあるとは思います。)
それはいやだぁぁぁーーー・゜・(ノД`)・゜・
家の壁紙の色とか考えるの、めっちゃ楽しみにしてたのに!
(これは結局叶わないんだけども。)
でも、営業さんがやり手(?)の人で、金利のこととか住宅ローンのこととかいろいろ知れて…
「ティリリリン!ティッティッティーン!
こぶたは家づくりのレベルが1上がった! 」って感じでした。(ド〇クエ風)
(※この擬音、調べたら表現の仕方が人それぞれでおもしろかった。笑)
「建売は違うなぁ」と思い始めたこぶた夫婦。
次に、お遊び気分で住宅展示場へ。
大手のホームメーカー(HM)何社かの家を見たり話をしたり。
絶対高くかかるし現実的じゃないとは思いつつ、〇〇工務店にとっても惹かれる。営業さんもとっても良い人。
たくさん話をして、土地を探さなくちゃいけないこととか、自分たちの予算の目安とかわかってきて…
「ティリリリン!ティッティッティーン!
こぶたは家づくりのレベルが1上がった! 」
(最初は少しの経験値ですぐにレベルが上がるんですよね。いまLv.3)
ただ・・・やっぱり高過ぎる。それ以上に、なんか違う。
住宅展示場に入っていない、安さが売りのHMへも行ってみる。
複数社回るも、なぜかどのHMも営業さんが信用できない。(理由は未だに謎。)
しかも別に安くない。
・・・困った。
さぁ、どうしよう?
(続く)